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★4歳～小学初級　『くわずにょうぼう』　福音館ものがたりえほん36　再話・稲田和子　画・赤羽末吉

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くわずにょうぼう（《こどものとも》ものがたりえほん36）稲田和子／再話赤羽末吉／画

★2002年7月号定価380円 32㌻ 26×19㌢ソフトバックス(ハードカバー製本ではありません)

★よく働き、飯を食わない美しい嫁の正体は……？

欲張り男のところに、よく働くが飯を食わない美しい女がやってきて女房になりました。最初は喜んだ男でしたが、ある日、蔵の米がごっそり減っているので、隠れて見ていると、女房は男の留守に米を炊き握り飯を作ると、髪をほどいて頭のてっぺんの大きな口から食べてしまいました。女の正体が鬼婆だったことを知た男は、鬼婆にとらえられ……。赤羽末吉の絵によるスリリングな昔話の絵本。

★ウィキペディアより

食わず女房（くわずにょうぼう）は、日本に伝わる人を食う怪物を退治することを主題にした逃走譚の昔話 [1]。ある日、男の望みどおり「食事をしない」と主張する旅の女が嫁入り希望してきた。しかし、嫁にして10日後に米俵の数が不自然に無くなってることに気づき、家の天井から監視すると、嫁の正体が夫の留守中に隠れて食事をする、髪の中に大きな口を持つ大食らいの鬼婆であることを見てしまい、追い出そうとしたら拘束されて、鬼村に連れて行かれかけて食べられかけたという物語。逃走したことに気づいた鬼から逃げ隠れて助けたのが5月5日の菖蒲（ショウブ）の草むらであり、端午の節句（5月5日）に菖蒲を飾る由来として、説明される話型がよく知られる[2][3]。