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超時空世紀オーガス Blu-ray
時代を超えて色褪せない、SF・メカアニメの名作が鮮やかによみがえる
1983年から1984年にかけて放送された「超時空世紀オーガス」は、日本アニメ史に輝く傑作SF・メカアニメです。石黒昇と三家本泰美という二人の名監督が手掛けたこの作品は、「超時空要塞マクロス」と「超時空騎団サザンクロス」と共に「スーパーディメンションシリーズ」三部作の中間に位置する重要な一作として、多くのアニメファンに愛され続けています。

未来世界を舞台にした壮大なSFストーリー
物語は2062年、宇宙エレベーターをめぐる戦争が勃発した近未来が舞台です。主人公のケイ・カツラギはFreedom Space Corpsのパイロットとして、次元兵器が飛び交う過酷な戦場で日々任務に当たっています。女性に目がない恋多き性格の持ち主ですが、「明日は死ぬかもしれない」という戦場の厳しい現実も冷静に受け止めているのです。ある重要な任務で、ケイは宇宙エレベーターを攻撃するための次元兵器「時空振動爆弾」を設置するチームの護衛を担当します。しかし、撤退命令が出た際、仲間たちの犠牲を無駄にしたくないという思いから、ケイは独断で爆弾を起動させてしまいます。その結果、爆発の余波により彼は未来へと飛ばされてしまうのです。時空を超えた未来では、軍国主義的なChiram（チラム）と商人のEmaan（イマーン）という二つの勢力が争いを繰り広げています。そんな世界に投げ出されたケイは、両者から「特異点（シンギュラリティ）」と呼ばれ、その正体をめぐって争いの的となります。女好きのホットショットパイロットであるケイは自分の時代に戻れるのか、そして「特異点」としての彼の真の役割とは何なのか--壮大なSF物語が幕を開けます。

高画質・高音質で楽しむ80年代アニメの美学
このBlu-ray版「超時空世紀オーガス」は、当時のアニメーション技術の粋を集めた作品を現代の高画質・高音質でお楽しみいただける仕様となっています。高解像度映像でリマスターされ、オリジナルの4:3アスペクト比を維持しながらも、鮮明な映像美を堪能できます。80年代アニメの独特の雰囲気を損なわない原作の音質を忠実に再現しながらも、デジタル処理によるクリアなサウンドで、迫力ある宇宙戦闘シーンや印象的な音楽をより深く味わうことができます。この作品は1983年当時の先進的なアニメーション技術で描かれた宇宙空間や未来世界の描写、そしてスタジオぬえが手がけた個性的なメカデザインが見どころです。Blu-ray化によって、当時のテレビ放送では十分に表現しきれなかった細部の美しさや色彩の豊かさを余すところなく堪能することができます。

完全収録された「超時空世紀オーガス」の全貌
このBlu-rayには、「超時空世紀オーガス」の全35エピソードが高画質で収録されています。石黒昇と三家本泰美監督によるオリジナルTVシリーズを完全収録した内容となっています。本作は「超時空」シリーズの中でも特にマルチバースの概念を取り入れた独特の世界観と、魅力的なメカデザインが際立っています。宇宙エレベーターを巡る戦争から始まり、異次元世界へと飛ばされた主人公の冒険を通して描かれる壮大なSFストーリーを、高画質なBlu-ray映像でご堪能いただけます。「超時空世紀オーガス」はクラシックメカアニメファンには見逃せない重要作品です。近年になって再評価され、コレクターからも高い注目を集めています。80年代を代表するSFアニメの傑作を、現代の高画質映像技術で楽しむ絶好の機会です。メカニックデザイン、キャラクターデザイン、そして複雑に絡み合うストーリーラインのすべてが、「超時空世紀オーガス」の魅力を形作っています。時を超えて色あせないその魅力を、ぜひBlu-rayでお確かめください。

北米版Blu-rayディスクについて
北米版Blu-rayディスクは、地域コード(リージョンコード)は日本と同じリージョンAです。ただし、輸入版Blu-rayディスクの中には、地域コードに加えて国コードロックがかかっているものがあります。この国コードロックのあるディスクは、国内向けBlu-rayプレイヤーで再生できない場合があります。国コードロックのあるディスクを再生できる機器