時代のある木彫りの円空仏 護法神像です。

護法に燃える円空の魂が造顕させたような

荒々しい彫りの中に彼の思想が凝縮された秀作です。

円空は、江戸時代の僧侶・仏師・歌人で、

シンプルながら荒々しい抽象的な

仏像の作品を多く残している

まさに日本の仏教美術の真骨頂です。

頭部など特にリズミカルな

鉈ばつり(鉈彫り)と呼ばれる妙技のよく表れた

力漲るガツガツと力強い彫り跡を残し

微笑をたたえたオーラを感じさせる威厳のある作行きの

よく造形を捉え鋭く無心無欲の迷いない彫りで、

円空本人も無きにしもあらず、（本人の特徴は良く表れています。）

信仰のある円空の流れを組む

腕の立つ木彫職人によって

作られたと思われる貴重な作品です。

40cm程度と手ごろな愛玩サイズで、

安心してお飾りいただけます。

経年により部分的に朽ち込み虫食い跡等痛みも見られますが、

総じて良好です。画像もご確認の上、ご検討ください。

★サイズ(約寸)

仏像本体

高さ31.5cm(凸部＋1.5cm)

奥行き7cm

幅10cm

重量380gほど

ケヤキ木製台座

高さ8cm

底幅20cm

重量1400gほど

総高39cmほど

日本に誇る仏教芸術を♪