◆◆◆新撰組　散り様列伝◆◆◆
〜幕末に生きた最強剣士軍団、最期の瞬間！〜


(発行所)宝島社
(発行年月日)2013年8月11日
(定価)1026円
(ページ数)110ページ


(目次)簡単に記載致します。ご参考になさって下さい。


【総勢62名の壮絶ドラマ　切腹11名、静粛8名、戦死12名、斬首2名・・・】
○新撰組　駆け抜けた6年間の軌跡
○知られざる新撰組隊士の日常生活

【第一章】局長・隊長　新撰組を力強くリードする
●局長・近藤勇　板橋刑場で斬首
武士にこだわり続けた新撰組局長
・武士に対して憧れを抱き続けた近藤勇
・表裏のない姿が人々を惹きつける
・流山で出頭して最後の賭けに出る
・加納鷲雄との対面で新橋刑場の露と消える
●局長・芹沢鴨　近藤派により静粛
近藤・土方の前に立ちはだかった男
・尊王攘夷活動で命を失いかけた芹沢
・資金捻出のために豪商たちを恐喝
・女性相手でも凶暴性を容赦なく発揮する
・泥酔した芹沢を土方と沖田が討つ
●局長・新見錦　切腹
謎多き壬生浪士組初期の局長
・料亭で近藤に詰め寄られて切腹に追い込まれる
・素行が悪すぎて局長から平隊士にまで降格
●隊長・相馬主計
謎の死を遂げた新撰組　最後の隊長
・新撰組隊長になった期間は3日間
・人生に絶望して自ら命を絶った！？
○清河八郎の野心と散り様
・浪士組を尊王攘夷実行のための先鋒にしようとする

【第二章】副長・参謀格　隊長を支えたサブリーダーたち
●副長・土方歳三　箱館戦争で戦死
北の大地で散った鬼の副長
・武士らしくあるために鬼になった副長
・宇都宮城をわずか一日で陥落させる
・幻に終わった土方の列藩同盟の軍総監就任
・一本木関門で銃弾を浴びて散る
●総長・山南敬助
新撰組ナンバー2だった男の転落
・池田屋事件や禁門の変には参加せず
・脱走するも沖田に捕まり屯所に連れ戻される
・明里との最後の別れを経て見事な切腹を果たす
・西本願寺への屯所移転が山南を死に追い込んだ！？
●参謀・伊藤甲子太郎
新撰組に新風を巻き起こした男の悲劇
・藤堂平助に請われて新撰組に入隊する
・新撰組から独立するも油小路で切り殺される
○新撰組を後世に伝えた人たち

【第三章】組長・組頭　隊を率いて京都を駆けた幹部たち
●一番隊組長・沖田総司　江戸・千駄ヶ谷で病死
病に侵された若き天才剣士
・相撲の四股を踏んで元気をアピール
・近藤の命令にはどこまでも忠実だった
・病床に伏せて近藤の妾宅で療養
・千駄ヶ谷で静かに日々を過ごす
・自らの死を悟った黒猫のエピソード
●二番隊組長・永倉新八　病死
新撰組の語り部となっ二番隊組長
・近藤・土方の間にあった微妙な距離感
・死んだ同志のために慰霊碑を建立
・松前藩に復帰して杉村義衛と名乗る
・年を重ねても剣に対する情熱は衰えず
●三番隊組長・斎藤一　病死
会津のために忠義を尽くした男
・時代に翻弄されて悲劇の道を歩んだ会津
・会津に尽くすために土方と決別する
・西南戦争では警視隊の切り込み隊長として奮戦
・自宅の床の間で坐禅を組んだまま死す
●四番隊組長・松原忠司　切腹の傷が元で傷死
心優しき豪傑の不可解な死
・後世の創作だった！？壬生心中の物語
・切腹を図るが失敗その傷が元で死去
●七番隊組長・谷三十郎　祇園社石段下で頓死
七番隊組長が祇園で謎の絶命
・暗殺か、病死か！？記述が乏しい谷の最期
●五番隊組長・武田観柳斎　銭取橋で斎藤一が静粛
世渡り上手な軍師の末路
・甲州永沼流軍学を駆使して禁門の変で活躍
・御陵衛士や薩摩藩に拒絶され始末される
●六番隊組長・井上源三郎　鳥羽・伏見の戦いで戦死
寡黙で実直な近藤勇の兄貴分
・文武劣等と評されるもやる時はやる勇士
・鳥羽・伏見の戦いで銃撃を浴びて散る
●八番隊組長・藤堂平助　油小路事件で斬殺
切り込み隊長の悲劇の最期
・真っ先に切り込み　魁先生の異名をとる
・仲間と袂を分かち御陵衛士に加わる
・叶わなかった近藤の思い「藤堂だけは逃したい」
●十番隊組長・原田左之助　上野戦争で戦死
佐幕を貫いた槍の名手
・切腹未遂を起こして腹に一文字の傷を残す
・京都の町娘と結婚して長男をもうける
・原田を家来扱いした近藤と袂を分かつ
●九番隊組長・三木三郎　病死
天寿を全うした伊東甲子太郎の弟
●五番隊組長・尾形俊太郎　消息不明
近藤勇が頼りにした文武両道の士
○新撰組を支えた会津藩の人たち

【第四章】諸士調役兼監察・勘定方・伍長以下の平隊士　それぞれのエキスパートが新撰組を支える
●諸士調役・篠原秦之進　病死
●砲術師範・阿部十郎　病死
●諸士調役・服部武雄　油小路事件で斬殺
●文学師範・毛内有之助　油小路事件で斬殺
●伍長・加納鷲雄　病死
●伍長・富山弥兵衛　水戸藩生党に捕縛されて殺害
●諸士調役兼監察・新井忠雄　病死
●平隊士・佐野七五三之助　会津藩邸で切腹
●平隊士・中村五郎　会津藩邸で切腹
●撃剣師範・田中寅三　屯所にて切腹
●諸士調役兼監察・吉村貫一郎　消息不明
●諸士調役兼監察・大石鍬次郎　伊東殺害の罪で斬首
●国事探偵方・御倉伊勢武　斎藤一により斬殺
●伍長・葛山武八郎　切腹
●伍長助勤・安藤早太郎　池田屋事件で戦死
●副長助勤・浅野薫　沖田総司により斬殺
●平隊士・柴田彦三郎　隊規違反で切腹
●伍長・池田小三郎　死因不明
●勘定方・河合耆三郎　職務怠慢で切腹
●平隊士・宮川信方　天満屋事件で戦死
●諸士調役・近藤周平　病死
●諸士調役兼監察・林信太郎　久留米藩兵との戦いで戦死
●平隊士・三浦啓之助　食中毒で頓死
○隊中美男五人衆　それぞれの散り様

【第五章】壬生浪士組　新撰組誕生前夜に活躍した男たち
●組員・殿内義雄　近藤派に襲われて粛清
●組員・根岸友山　病死
●組員・粕谷新五郎　天狗党の乱で自害
●組員・家里次郎　大坂・常安橋の会所で切腹
●組員・阿比留鋭三郎　病死
●副長助勤・佐伯又三郎　何者かにより斬殺
●副長助勤・平山五郎　近藤派に襲われて粛清
●勘定方・平間重助　病死
●副長助勤・野口健司　切腹
○新撰組のライバル　京都見廻組

【第六章】会津・箱館新撰組　最後まで幕府に殉じ続けた隊士たち
●局長附・野村利三郎　宮古湾海戦で戦死
●両長招抱人・市村鉄之助　病死
●？長・蟻通勘吾　箱館戦争で戦死
●諸士調役兼監察・尾関雅次郎　病死
●諸士調役・安富才助　病死
●局長附・中島登
●伍長・近藤芳助　病死
●改役・森常吉　桑名藩江戸屋敷で切腹
●第三分隊平隊士・高木剛次郎　病死
●局長附・池田七三郎　病死
○近藤や土方を支えた地元の人たち

・・・ほか

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