ジャレド・ダイアモンド博士の思想・考察が凝縮された一冊。「若い読者のための、第三のチンパンジー： 人間という動物の進化と未来（The Third Chimpanzee for Young People: On the Evolution and Future of the Human Animal）」です。レベッカ・ステフォフ編、秋山勝訳、草思社文庫。状態は、全般にかなり良好です。送料は、クリックポストで185円です。

★内容：　チンパンジー（コモンチンパンジー）、ボノボ（ピグミーチンパンジー）と人間の遺伝子はじつに「98.4%」が同じ。つまり人間は三番目のチンパンジーともいえるのだ。たった「1.6%」の差異が、なぜここまで大きな違いを産み出したのか？ なぜ「人間」はほかの動物とここまで異なるのか？ そもそも「人間」とは何か？　分子生理学、進化生物学、生物地理学等の幅広い知見と視点から、壮大なスケールで「人間とは何か」を問いつづけるダイアモンド教授の記念すべき第一作『人間はどこまでチンパンジーか？』を、より最新の情報をふまえて約半分のボリュームに凝縮した。名著『銃・病原菌・鉄』、『文明崩壊』で展開されるテーマが凝縮された、より広い読者のための「ジャレド・ダイアモンド入門書」。

★著者、ジャレド・ダイアモンド（Jared Mason Diamond）は1937年、米国マサチューセッツ州ボストン生まれ。ハーバード大学（生物学）卒業後、1961年にケンブリッジ大学で生理学博士号取得。その後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部生理学教授、同社会科学部地理学科教授に就任。生理学者として分子生理学の研究を続けながら、平行して進化生物学・生物地理学の研究も進め、特に鳥類に興味を持ち、ニューギニアなどでのフィールドワークを行なった。そこでニューギニアの人々との交流から人類の発展について興味を持ち、その研究の成果の一部が『銃・病原菌・鉄（Guns、 Germs、 and Steel: the Fates of Human Societies）』（1997）として結実した。同署でピュリッツァー賞、コスモス国際賞を受賞。さらに未来への警鐘を鳴らした「文明崩壊（Collapse: How Societies Choose to Fail or Succeed）』（2005）も世界的ベストセラーに。他の著書に『人間はどこまでチンパンジーか？（The Third Chimpanzee: the Evolution and Future of the Human Animal）』、『セックスはなぜ楽しいか（Why is Sex Fun？: the Evolution of Human Sexuality）』、『昨日までの世界 ―文明の源流と人類の未来（The World until Yesterday: What Can We Learn from Traditional Societies？）』など。親族に日本人がいることなどから、日本にも深い関心を持つ。

※出品ページに表示の「配送方法」はあくまで単品でご落札いただいた場合の方法と送料でございます。複数点をご落札いただいた場合は、最も経済的な方法で一括発送いたします。具体的には、ヤフオクに「まとめて取引」という仕組みがあり、ご落札者による「まとめて取引」の要請に応じて、出品者より一括送料をお知らせし、その上で一括決済いただくという流れになります。