「""Daylight""は、知名度のあるミュージシャンが何人か参加しており、その中にはギタリスト/マルチ・インストゥルメンタリストのジェリー・レナード(デヴィッド・ボウイ、ローリー・アンダーソン)、ベーシストのジェフ・アレン(Avril Lavigne)、ドラマーのダグ・ヨーウェル(スザンヌ・ヴェガ)が含まれ、またバンドの5人目の名誉メンバーとして、プロデューサーでもあるパトリック・レナードがキーボードで参加している。更に、ギャヴィン・ライト率いるロンドン・セッション・オーケストラが、サイモン・ヘイルのアレンジと指揮の元、4曲に参加している。伝説的なギタリスト/ソングライター、ミック・ジョーンズとの共作になる""On Her Mind""、そしてジェリー・レナードとの共作になる""Start Again""を除く全ての曲がダンカン・シークの手によるものである。
""Daylight""は、2001年にリリースされ、幅広い評価を得た「ファントム・ムーン」に続くニュー・アルバムになる。ノンサッチ/アトランティックよりリリースされた前作『ファントム・ムーン』は、劇作家スティーヴン・セイターとのコラボレーションによる作品だが、People、Us Weekly等といった新聞・雑誌で素晴らしいアルバム評を獲得し、さらにNew York Timesは“ニック・ドレイクの1969年のアルバム'Five Leaves Left'以来のうっとりさせるようなポップでドリーミーな曲を集め作品である”と称賛した。