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★V.A.【INNER CITY BLUES/THE MUSIC OF MARVIN GAYE(※マーヴィンゲイトリヴュートアルバム)】CD[輸入盤]

1995年にリリースされました
アルバム『INNER CITY BLUES/THE MUSIC OF MARVIN GAYE』です。
(輸入盤)

【曲目】
1. Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)/NONA GAYE
2. Save The Children/BONO
3. Let's Get It On/BOYZ　Ⅱ MEN
4. I Want You/MADONNA WITH MASSIVE ATTACK
5. Trouble Man/NENEH CHERRY
6. Just To Keep You Satisfied/LISA STANSFIELD
7. Stubborn Kind Of Fellow/STEVIE WONDER
8. God Is Love/Mercy Mercy Me (The Ecology)/SOUNDS OF BLACKNESS
9. Like Marvin Gaye Said (What's Going On)/SPEECH
10. Marvin, You're The Man/DIGABLE PLANETS

盤の状態は良好です。
ライナー(解説書)は多少の使用感、タ　バ　コ臭、が御座いますので御了承下さい。
ケースには1箇所にヒビ、また全体にスリキズが御座いますので御了承下さい。

他にも多数出品しておりますので宜しければ御覧下さい。

※落札者の方が送料を負担となりますので、
重ねてお願い致します。

だしてんのかどうか確認したけど一応2018.4.23出(250) マドンナu2ボノボーノマッシヴアタックネナチェスティーヴィーワンダー 1 Nona Gaye Inner City Blues (Make Me Wanna Holla) Bass Me'Shell NdegOcello Co-producer Wendy Melvoin Guitar Wendy Melvoin Keyboards Lisa Coleman Producer Me'Shell NdegOcello 2 Bono Save The Children Featuring Marvin Gaye Producer Bono, Nellee Hooper 3 Boyz II Men Let's Get It On Producer Keith Crouch 4 Madonna With Massive Attack I Want You Producer Nellee Hooper 5 Neneh Cherry Trouble Man Piano Eagle-Eye Cherry Producer Booga Bear, Mark Saunders 6 Lisa Stansfield Just To Keep You Satisfied Producer Ian Devaney Remix Leon Ware 7 Stevie Wonder Stubborn Kind Of Fellow Backing Vocals For Real Producer Stevie Wonder 8 Sounds Of Blackness God Is Love / Mercy Mercy Me (The Ecology) Producer Gary Hines 9 Speech Like Marvin Gaye Said (What's Going On) Backing Vocals B.J. Thomas Producer Speech 10 Digable Planets Marvin, You're The Man Producer Ishmael Butler マーヴィン・ゲイへのトリビュート・アルバムだが、マーヴィン・ゲイをテーマにしたコンセプトアルバムといった趣。ユニークな仕上がりで、聞き応え十分。ライナーノートには、「マーヴィンは、ソウルミュージックを新しいテリトリーに引き連れて行くため、あらゆる規範を破壊した」と書かれているが、マーヴィンのそういう面に取り組んでいる。 1曲目、マーヴィンの娘が張りのある声で「Inner city blues」をカヴァー。父親譲りのソウルフルな歌いっぷりが、幕開けにふさわしい。超しぶいベースラインをゴリゴリに弾いているのは、女性ベーシストとして初めて「ザ・ベスト・オブ・ベーシスト」に選出されたミシェル・ンデゲオチェロ。曲のプロデュースも彼女が担当している。このベース・ラインとグルーブ感、最高。 2曲目に収められているU2、BONOの「Save the children」は、しずかな雨音から始まる。これは４曲目の「I want you」と共にNellee Hooperがプロデュース。原曲のマーヴィンの語りを生かして、その後をBONOの絞り出すような声と歌が引き受ける。それが違和感なく、熱くクールにまとまっているのは流石。録音されたのはダブリン。この曲を聴いていて思い出されるのは、初期ビョーク。「Inner City Blues」のリリースは1995年で、この年はビョーク2枚目のアルバム「Post」が「Debut」に続いて、 Nellee Hooperプロデュースによって制作されている。曲の最後に、Ladysmith Black Mambazoの曲がサンプリングされている。 3曲目：裏乗りのスネアの2拍4拍が気持ちよいボーイズ'Uメンの「Let's get in on」。彼らなりにソウルフルに、流麗に歌いこなしていて、自然とからだが揺れてしまう。曲目に、マッシヴ・アタックがマドンナと組んで「I want you」を演っている。マドンナ・ファも、マッシヴ・ファンも、両者が共演していることを知っている人はかなり少ないのではないだろうか。しかもその仕上がりのすごさは、まるで燃える鉄さび。曲の長さは6分11秒。ここでマッシヴは、他のどんな曲よりも、ソリッドで、厳しくマッシヴしている。ストリングス・アレンジは、盟友クレイグ・アームストリング。これだけでも聴く価値がある。カフェ・デ・マールで見せたラテン・マッシヴも最高だったが、その対極にあるような、強い存在感を示した１曲。 5曲目：Neneh Cherry「Trouble man」。Eagle-eye cherryが弾くアコースティック・ピアノの音から始まる。バックのサウンドは生音のグルーブ感いっぱいなのに、ヴォーカルはイフェクターを効かせてひずんでいる。そのギャップが、曲にぴったりで、コクのあるNenehの歌が味わい深く、聴き応えがある。 6曲目：夜闇にしみこむように、♪It's too late you and me♪と歌いだすのは、リサ・スタンスフィールド。しっとりとした大人のソウル・ラブバラード。7曲目：Ｓ・ワンダー、この企画をいちばん素直に受けとめたのは彼かもしれない。まっすぐに名曲を歌いあげている。8曲目：サウンズ・オブ・ブラックネスの曲は、ジミー・ジャム＆テリー・ルイスがプロデュースで、熱い音の塊のような演奏。9曲目：乾ききったドラムスの音とハモンド・オルガンが印象的なSPEECHの「What's going on」。軽やかさの中にマーヴィンの歌がサンプリングされていて印象的。というように、１曲ごとに強い個性があり、それらがアルバムの中で際だっている。リリースから19年も経つが、いつまでもそのカッコよさを失わないアルバム。自分なりに曲順をプログラムし、聴いている。帰宅後によく聴くし、朝に聴くのもまたいい。ヘッドホンでじっくり聴くのもいい。「Inner city blues」の冒頭30秒で、音場がぐるぐる回転し、それがアルバム全体の導入部になっていたことや、ドラムスのエコーのかかり方、その味わいが絶品であることがわかってくる。「I want you」でマドンナが、歌の後ろで呪詛のように歌詞をつぶやいているのが聞こえてくる。 BONOが、♪歌はうたわれず、花は咲かず、鐘は鳴らない。誰が本当に、この世界のことを気遣っているのか？と歌う歌詞がしみ込んでてくる。ライナーノートはPaolo Hewittが書いている。彼はデヴィッド・ボウイ、ポール・ウェラー、オアシスなどの著作がある音楽評論家。「マーヴィン・ゲイはすべての重要なアーティストそうであるように、騒ぎの種となるような人物だった。彼は生涯を通じて、自分に対しての誠実を貫いた」という書き出しで、短いが、端的で、力のこもった評伝的なマーヴィン論を綴っている。