地橋秀雄著、「ブッダの瞑想法　ヴィパッサナー瞑想の理論と実践」です。春秋社刊、読みやすいハードカバーです。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料はクリックポストで185円です。

★内容：　およそ2500年前、ブッダはこの瞑想法で悟りを開いた。仏教に縁がなかった初心者でも、毎日少しずつ実践すれば、集中力や記憶力等がつき、心の安らぎが得られる、驚きの瞑想システム独習書。本書は、いま注目の「マインドフルネス」の源流とされる「ブッダの瞑想法＝ヴィパッサナー瞑想」をわかりやすく紹介する。マインドフルネスとは、過去や未来にとらわれず、今この瞬間の体験に意識を向け、評価や判断をせずに、ありのままを受け入れる心の状態のこと。集中力や内省力の向上、ストレス軽減などの効果が期待できるため、医療や福祉のほかビジネスシーンでも注目されている。

　「瞑想の世界を理論的に諒解しただけでは、知的情報がデータとして加算されるだけであって、心は何も変わりません。『分かっちゃいるけど、止められない』のです。心が変わるということは、情報処理の仕方や解釈の仕方、意志決定のプロセス、定番になっている反応パターン等々が根底から組み替わっていくことです。そのために設計されたものが、まさにブッダのヴィパッサナー瞑想なのです。心のシステムを構造的に変革していくための、理にかなったトレーニングが総合的にプログラミングされていることは驚嘆に値します」（本書「まえがき」より）

　まえがき
　序章　瞑想でどんな効果が得られるか
　第１章　ヴィパッサナー瞑想の誕生
　第２章　ヴィパッサナー瞑想とは何か
　第３章　サマーディの光と影
　第４章　基本瞑想の実践マニュアル
　第５章　心を観る瞑想
　第６章　慈悲の瞑想
　終章　心を完成させる十二の方法
　あとがき

★著者、地橋秀雄（ちはし ひでお）は1948年、茨城県生まれ。早稲田大学文学部卒業。1978年より解脱涅槃を求めて修行生活に入る。滝行、断食、ヨーガ、大乗仏教諸宗、心霊科学、工学禅、他力全託、内観、クリシュナムルティ等の修行遍歴の末、原始仏典に基づくブッダのヴィパッサナー瞑想が解脱を完成する道であると理解する。以来、タイ、ミャンマー、スリランカ等で修行を重ねる。1995年より朝日カルチャーセンター等で本格的な瞑想指導を始める。現在、ヴィパッサナー瞑想協会（グリーンヒルWeb会）代表、グリーンヒル瞑想研究所長を務める。著書に『ブッダの瞑想法 ― ヴィパッサナー瞑想の理論と実践』、『人生の流れを変える瞑想クイック・マニュアル ― 心をピュアにするヴィパッサナー瞑想入門』など。

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