外観、視聴は問題ないとは思いますが、経年の傷み、汚れ、細部におけるダメージなどの見落としについてはご容赦ください。

Hideki Kaji Suneohair 4CD Set Shibuya Pop Guitar Pop Indie Rock Collection



90年代から2000年代にかけて、日本のポップカルチャーに新しい風を吹き込んだ二人のアーティスト――カジヒデキとスネオヘアー。
一見異なるようでいて、どちらも「生活に寄り添う音楽」として、多くのリスナーの心を掴み続けてきた存在です。
そんな二人の代表作をまとめた、センスと温度を感じる4枚セットです。

まず、カジヒデキ『mini skirt』 は、渋谷系ポップの華やかさと瑞々しいメロディが共存する名盤。
「LA BOOM MY BOOM IS ME」や「Baby Baby, Me Me Me」など、軽快なリズムと甘酸っぱい詞世界が心地よく、北欧ポップへの憧憬も感じられるサウンド。90年代後半の日本のインディ・シーンを象徴する一枚です。

続く 『tea』 は、より成熟したポップ感覚で描かれる、大人の恋と日常。
北欧プロデューサーとのコラボレーションによる洗練されたアレンジと、どこかセンチメンタルなメロディが絶妙に調和しています。
穏やかでありながらエッジの効いたリリックが印象的で、タイトル通り、午後の紅茶のようにじんわり沁みるアルバムです。

一方、スネオヘアー『a watercolor』 は、シンガーソングライターとしての繊細な情感を詰め込んだ名作。
雨や光、孤独や再生といったテーマを、温かいバンドサウンドで包み込む。代表曲「ワルツ」「白いカイト」など、彼らしい言葉選びと美しいサウンドが溶け合い、聴くたびに新しい発見があります。

そして 『バーニング』 は、初期スネオヘアーのエネルギッシュなロック・スピリットが光る作品。
メロウさと荒々しさが同居したサウンドに、日常の感情を綴る歌詞が絡み合い、彼の真骨頂ともいえる“生活ロック”を体現しています。

カジヒデキの軽やかさと、スネオヘアーの内省的ロマンティシズム。
一見対照的な二人ですが、どちらも「孤独をポップに変える天才」。
この4枚を通して聴くことで、90〜00年代の日本ポップシーンがどれほど多彩で深かったかを再発見できるはずです。

おすすめコーデは、カジヒデキ的にはトラッドジャケットに白シャツ、ローファーを合わせたブリティッシュ・スタイル。
スネオヘアー的には、シンプルなカーディガンやデニムにスニーカーといったナチュラルな装いがマッチ。
音と同じく「肩の力を抜いたおしゃれ」がぴったりです。



English Description（about 1300 characters）

A beautifully curated 4-CD set featuring two icons of Japanese pop culture — Hideki Kaji and Suneohair.
Both artists represent different shades of the late ’90s and early 2000s indie scene: Kaji’s bright, playful Shibuya-kei charm meets Suneohair’s introspective, emotional storytelling.

Hideki Kaji Mini Skirt captures the spirit of 90s Shibuya pop with sparkling melodies and witty lyrics, blending British indie and Scandinavian pop influences.
Tea refines his sound into something warmer and more mature — a gentle, melodic record perfect for lazy afternoons.

Suneohair a watercolor paints delicate emotions in subtle tones, filled with themes of rain, solitude, and quiet hope.
Meanwhile, Burning shows his more raw, rock-oriented side, balancing melancholy with energy and honesty.

Together, these albums define an era of Japanese pop that valued both craft and heart — effortlessly stylish, deeply human, and timelessly relatable.


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