茶托 拭漆 欅 けやき 木製 千筋 四寸 五枚組 未使用 丸形 無銘 ケヤキ 紙供箱 煎茶 煎茶器 茶たく 托子 茶台 茶道具 木地物 轆轤物

千筋 拭漆の茶托です。現在この他にも茶托を出品中で、それらと同時入手ですし 入手のきっかけ他 基本事項は共通ですので 同文を再掲いたします。
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入手は10年ほど以前のことだと記憶します。私は“お茶”は不調法なのですが、ちょっとだけ別の使途を考えて 一時期“木製茶托”のみを数組求めました。これはその折のひとつです。何組かを実際に手にすると、材質により 塗りにより 大きさにより 雰囲気も世界もガラリと変化する事が目の当たりで、日本ならではの繊細さ 奥深さに舌を巻いた事を思い出します。
歴とした専門店で求めましたので、品物は確かだと思います。購入の際の詳しい説明は 残念ながら忘れてしまいました。専門店の常として 紙供箱には“符牒”の様な文字が並びます。その全てを解釈することは不可能ですが、私には茶托に関する知識がありませんので、箱の文字を頼りに一応のご紹介を試みたいと考えます。
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差しあたり 紙供箱に記された“符牒”の様な文字を並べると、“ケヤキ フキ漆 千筋 茶托 40” となります。かなり具体的な表現で、これだけで すでに品物の説明は完了したも同然だと思われます。 “四寸” で “千筋”が彫り込まれて “拭漆”の仕上げになっている点が大きな特徴だと言えましょう。“黒塗” “白木” それぞれに独自の世界があり 簡単に順位 優劣の判断は出来ませんが、木地物の世界では この“拭漆” もかなりポピュラーな仕上げで、抜群の安定感 安心感が伝わります。一見しただけで いかにも “木地物を見た” と言う満足感が得られ、“木地物” との不即不離の関係性が理解されます。
また 大変に“薄造り”である事も特記すべき点だと思います。木地において薄い事は“高級”の証らしく、この品も“高級”に違いなかろうと考えられます。20年以上も前になりますが… 木地師さんのお宅に伺った際、話の途中で “誰だか分かるか…” と見せられた一枚の茶托が思い出されます。それは その方の更にふた世代ほど上の名人の作で、極薄造りでとても軽い出来でした。“名人が心を奪われる出来”とは何か をその時に思い知りました。そちらは “足踏ロクロ” ですし こちらは “電動” でしょうが、“千筋” ともども 結構な出来に違いないと感じます。
お茶の道具類は、流儀により 材質により 塗りにより 場面により 用い方は様々ですし、四寸ですので 普通の来客用の湯呑茶碗にも好適だと思われます。お詳しい方に手に取って頂ければ幸いです。写真により大様のご判断をお願いいたします。

未使用品です。大変に綺麗で良い状態だと思います。全く手も触れていない…という意味ではありませんが、扱いには注意を払ってきたつもりです。供箱も良い状態ですが 若干の黄変 小シミなどの経年感があり、店内で経た年月の嵩が窺われます。なにぶん 紙ゆえの事とお承知おきください。

概寸 外径 11.9cm×内底径 4.8cm×h 2.0cm

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レターパック 600円
ゆうパック 60サイズ 持込料金 （運賃180円引 局営業日の発送です） 60 80サイズは持込発送です。

定形外などの普通便は、発送まで若干の時間が生じる場合があります。補償・追跡もありません。臨機応変に対応はいたしますが、基本的には箱内外を緩衝材でガードして封筒で発送をいたします。