紀州徳川家臣/和歌山城代・市川清長宛て知行目録など4点　包紙付き　和歌山県／古文書【25-0801-3】拍卖-51maijp【ymi.cn】

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紀州徳川家臣/和歌山城代・市川清長宛て知行目録など4点　包紙付き　和歌山県／古文書【25-0801-3】: 商品编号：m1201330309 【浏览原始网页】

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紀州徳川家の家臣、市川甚五左衛門の知行目録3点と、甚右衛門(市川清長)に宛てた知行宛行状1点。包紙付き。

知行目録3点にみえる甚五左衛門は「紀州樣衆市川甚五左衞門」と史料に登場する。

知行宛行状の甚右衛門(市川甚右衛門清長。1588～1664)は、父が甲斐武田氏の旧臣。元和5年(1619)、徳川頼宣に従って紀州入国。晩年には1300石まで加増され、和歌山城代をつとめた。

※署名者の筆跡が似ており、4点とも写しではないかと思われる。

※焼け、痛みが激しい箇所あり。

【参考文献】

『戸田茂睡全集 (国書刊行会刊行書)』1915年

『和歌山県史近世史料 4』1976年

『和歌山県史近世史料 1』1977年

『和歌山市史第2巻 (近世)』1989年

『和歌山県史人物』1989年

※翻刻は参考程度

【翻刻】

【1】32×56cm

目録

紀伊国有田郡田殿

一、五拾九石弐斗四升中嶋村内

一、九拾石七斗六升同同郡青木村内

一、八拾七石四斗壱升同伊都郡出塔村内

一、六拾弐石五斗九升同名草郡岡崎村内

合三百石

右之村付、従当酉年可有

所務候、重而御知行割直

御書出被下候時、此目録取替

可申候、以上、

延宝九年七月玉井八大夫(印)

九鬼半右衛門(印)

天野七郎右衛門(印)

市川甚五左衛門殿

【2】41.5×56.5cm

目録

伊勢国多気郡

■百石仁田村内

■百石同一志郡

合弐百石

右為御加増被下候、御黒印

重而申請可進之候、已上、

元禄十一年六月久野和泉(花押)

水野土佐(花押)

市川甚五左衛門殿

【3】43×57cm

目録

伊勢国飯高郡

一、七拾石壱斗四升山室村内

一、弐百三拾八石七斗六升西岸郷村内

一、百七石弐斗壱升高町屋村内

一、八拾三石八斗九升東岸郷村内

合五百石

右為御加増被下候、御黒印

重而申請可進之候、已上、

元禄十三年七月久野和泉(花押)

水野土佐(花押)

市川甚五左衛門殿

【4】28.5×42cm

横山之郷御替代之事

上総

一、七拾壱石三斗七升五合九勺七才

下宮田之郷之内

一、弐拾七石七斗八升六合矢田之内

一、百石壱斗五升六合やふの内

一、弐拾弐石四斗六合三才中村之内

〆

合弐百弐拾壱石七斗弐升四合

右可有所務之由、従本兵信照

被仰者也、仍如件、

巳八月廿三日保坂金右衛門

信澄(花押)

内藤源介

寿■(花押)

市川甚右衛門殿

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