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森谷明子★秋葉図書館の四季１・２★　創元推理文庫

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森谷明子★秋葉図書館の四季１・２★　創元推理文庫: 商品编号：o1195890576 【浏览原始网页】

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★商品説明★

森谷明子著　「秋葉図書館の四季１・２」　創元推理文庫

「れんげ野原のまんなかで」　　　　　　　　　２０１１年　９月　文庫初版
「花野に眠る　秋葉図書館の四季」　　　　　　２０１７年　８月　文庫初版
　　　　　　定価　　　　７００円、８００円＋税　　３１７頁、３４５頁

★著者略歴★

　１９６１年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。２００３年っ紫式部を探偵役にした王朝ミステリ「千年の黙　異本源氏物語」で第１３回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。図書館司書勤務の経験あり。。

★作品内容★

　図書館を舞台にした連作短編ミステリー。著者の経験も生かした描写がいい。
　＜れんげ野原のまんなかで＞　新人の図書館司書・文子が採用されたのは、関東地方のはずれにあって、さらに中心部から離れた山のふもとにある、ススキ野原のまんなかの図書館別館。バブルの時に計画されたがその後の資金が続かなくなりあきらめかけた時にその地の大地主が土地を寄付してくれたのでやっと立った図書館。だから利用者は少ない。連携している図書館からは、”あの図書館なら、借り出されていないだろう”と期待されるほど。喜んでいいのか哀しいのか。ともかくそんな図書館の秋から春までの物語。文子の先輩は知識豊富であこがれを持つ二人。艦長はお人よしだし、元地主の常連さんはまるで大家さんが見回りに来るように毎日顔を出す。本好き図書館好きな人のための一品。
　「霜降　花薄」いつもは閑散としている図書館だが、閉館まじかになると小学生とのかくれんぼが始まる。なぜか図書館に泊まろうとする小学生が現れたのだ。「冬至　銀杏黄葉」最近市内循環バスが止まるようになって、毎週立ち寄るお婆さんがいる。病院の帰りだそうだ。本のタイトルを使った暗号。青春時代の恋。「立春　雛支度」偽の利用カードを使って大量の美術書を借り出した人がいる。犯人は誰でその思いとは。本好きには分かる。「二月尽　名残の雪」珍しい大雪で帰れなくなった文子を、大地主の秋葉さんが家に泊めてくれた。そこで語られる子供時代に会った雪女の話。昭和の初期こんなこともあったのだろう。「清明　れんげ野原」春。文子の希望でススキが切り払われ、れんげが花開いている。過去から蘇った本。そこに思いを込める人。実は私は図書館は好きなのだが、図書館で本を借りたことはほとんどない。ただあの空間と本に囲まれている雰囲気が好きなのだ。

　＜花野に眠る＞　文子も図書館勤務2年目になり、だいぶ慣れてきた。物語は前巻に続いてまだれんげの花が咲いているゴールデンウィークから冬まで。各話で小さな謎を解癒え行くが全体で一つのまとまりをなす。「穀雨」ゴールデンウィークのはざまに秋葉家の中学生の孫が泊まりにやってきている。図書館にも顔を出すが両親は今離婚を考えているらしい。どちらの親についているか悩みながら昔読んだ童話に出会うがどこか違和感を覚える。誰も一度は、昔読んだ本でもこんな話だったのかと奇妙に感じることがあったはずだ。「芒種」保育園に子供や親にお勧めの本の話をしに行った文子。お礼にと貰い物ですがと思ったお菓子の箱に奇妙なものが。「小暑」見慣れない女性が図書館にやってきた。彼女は前巻にも出てきた常連の美雪さんの娘だった。深雪さんは再入院していたが今は退院して家でスケッチなどを書いているそうだ。その絵の謎。「白露」秋葉さんの裏山が崩れ、そこから出てきた白骨の謎。これも第1巻の花師の後日談。「寒露」白骨の正体やこの間に得てきた人たちの繋がりあもう一つ解き明かされる。一遍にペンでも面白いがゆるにつながりを見ながら読むともっと深みが増す。

状　態	個人蔵書のため経年劣化等はご容赦ください。

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	他の出品を落札した場合や、落札予定の時はなるべく早めにご連絡ください。

★出品者から★

　他にも多数出品しています。ぜひそちらも見てください。
　個人の蔵書なので、すべて一読はしています。内容等でご質問がある場合も受け付けます。
　また、出品希望の本などがあれば優先的に出しますので連絡してください。

参考・宅配料金（本の宅配に必要そうな部分などだけ取り上げました。変更の場合があります。）

宅配名	条件・サイズ	料金	注意点
クリックポスト（ＪＰ）	厚さ３センチ。厚さを超えなければ割安。	Ａ４サイズまで、一律１８５円。同サイズ文庫４冊まで同梱可。	補償無し。
レターパック・プラス	全国一律６００円。	専用パッケージに入ればOK。厚みのある物や同梱に便利。	４㎏まで。補償無し。
ゆうパックなど宅配便	従量制、配達地によって料金が変わる。	大体８８０円～と見ていい。	まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。