「EDWIN GUTHMAN 恐るべし！」それは初めてソースを聴いた瞬間に浮かんだ言葉でした。静粛の中から スーっとフェイドインした 完全にベールを1枚も2枚も剥がされた明瞭な「音楽」。このような場合「音」という表現は適切ではありません。「音楽」です。

まずは、特筆すべき「艶」からです。何でしょう？ナタリーコールあたりではウルトラ・ハイに激変が起こり、ボーカルの実体感が増し、ボリューム的に大きくなったこの感じ。それに加えて、バック陣のクッキリ・スカッとした清涼感と空気。いきなりハイハットペダルを踏んだ時のハットから出てくる空気の音まで再生し、ピアノのmp程度のプレイでもコロコロ としたアタックが表現されて和声も非常によくわかる。何よりブライトネス！低域も質感・量感ともに原音のエネルギーをキープし、この細い線とは思えない情報量を確認。いや、そんなことよりも、ストリングスに異変が！！ス，ストリングスに 風が吹くのですよ、風が。「艶」と「フレッシュネス」の同居ですね。ボーカル含め全体にかけた リバーブ・エコー（これはメインリバーブは、EMTの140プレートリバーブだと思いますが）が、どこまでも広大に響き渡ります。背筋がスーっと自然に伸びますね。

交響曲においても、その真価を徳と発揮します。何回もいいますが、まずベールが剥がれるのです。明瞭とした広い再生音の中で感じるのは、和声の分解能力が異常に高いこと。ひとつひとつの楽器が、まるで生まれ変わったかのように克明に生き生きとした動きが聴いてとれます。Harpのタッチとサスティーンの伸びに時間も忘れ、ストリングス達の繊細でいて艶っぽくしっとりとした空間。思わず唸ります。んこりゃすんごい！！

ロック系・ジャズ系ソースにまで試聴が及びましたが、どれもこれも、音（音楽）が 「蘇る」といいましょうか、とてもFresh / 新鮮に聞こえます。スピード感もすばらしいものがあります。マッチョな方向ではありません。それがとても心地良いのです。私がテストした範囲では、全てのジャンルにおいて すばらしい結果が出ました。うむむ、あり得ない！！
悶絶する程のハイクラスです！！




RCAピンケーブルの配線材、自作のアンプ用配線材等にいかがですか？使い道は豊富だと思います。スタジオ機材等にも力を発揮できると思います。お楽しみください！！