◆◆◆闘将　真田一族　昌幸・信之・信繁◆◆◆
〜歴史REAL〜


(発行所)洋泉社MOOK
(発行年月日)2015年10月9日
(定価)990円
(ページ数)127ページ


(目次)簡単に記載致します。ご参考になさって下さい。

【10の「決断」と「転機」で知る、真田父子の命運を賭けた戦い】
●2016年　大河ドラマ「真田丸」
●昌幸・信之・信繁　真田一族の秘宝


【PART1】真田昌幸　列強を手玉に取る権謀術数の謀将
(人物研究)
昌幸は「表裏比興の者」か？
・信玄の教育のもと頭角を現す
・生き残りへの渇望が生んだ窮地を好機へと変える鬼謀の才
・昌幸関連年表
(生涯)
●戦乱の信州に誕生し武田家重臣へ
●主家武田家の滅亡から戦国大名への道
・相次ぐ重臣の裏切り主君勝頼死す
・織田氏に帰属するも本能寺の変勃発
・上野・信濃動乱　強力大名間を渡りきる
●信州の関ヶ原勃発！徳川軍を撃退
・三成の忠義　対家康の野謀
・寡兵ながら徳川軍を撃退
(決断)
●生き残りを賭け主家を変える　36歳
・武田家滅亡の背後で昌幸の暗闘
・上杉・北条・徳川への主君変え
●家康の思惑を利用し上田築城　37歳
・対上杉の前線地にして千曲川に守られた要害の地
・念願の地に得た堅固な城の完成
●沼田領死守のため家康に挑む　39歳
・家康と訣別し上杉景勝に接触を図る
・家康激怒！第一次上田合戦勃発
●名胡桃城事件に秘めた思惑　43〜44歳
・秀吉による沼田領引き渡し裁断　名胡桃城乗っ取り事件
・名胡桃城事件は昌幸・秀吉の謀略か？
●長男信之との決別　54歳
・東軍か、西軍か　父昌幸の思い
(転機)
●名将・信玄の人質となる　7歳
・父幸隆の命により人質として武田信玄に出仕
・父の戦いぶりや信玄の教えから培われた戦略眼
●転がり込んできた家督　29歳
・信玄に続いて父・両兄を相次いで亡くす
・主家の斜陽と真田家生き残りへの思い
●命により沼田城を攻略　34歳
・上杉氏との和睦のため北条氏の沼田城を攻略せよ！
・周囲の諸城を攻略し沼田城の無血開城に成功
●独立大名への道　41歳
・天下人・秀吉に帰属するも家康が真田攻めを計画
・秀吉の命により家康の与力大名となる
●失意の旅立ち　54歳
・困窮の配流生活　訪れた無念の最期
(再現CG!)
●真田の戦い1　第二次上田合戦
・真田2500？(5000？)VS徳川38000


【PART2】真田信之　父弟と決別、御家存続に賭けた智将
(人物研究)
信之は「堅実で地味」なだけか？
・明治維新まで存続した松代真田家の祖
・多くの人の信頼を勝ち得た「信州の獅子」
・常に冷静で大義に生きた至まことの人
・信之関連年表
(生涯)
●父のもとで「真田の兵法」を学ぶ　1歳〜17歳
●お家存続のため徳川家に従臣　18歳〜35歳
・家康を恐れさせた真田の戦いぶり
・敵対した徳川家と深いつながりを結ぶ
●関ヶ原の戦い後、松代で家門を伝える　35歳〜93歳
・関ヶ原の勝者となり父・弟の助命に奔走
・突然の転封命令にも家名存続のため従う
(決断)
●父弟と袂を分かつ　35歳
・家康のもとに送られた信之
・妻の実家が影響した「犬伏の別れ」
・信之を支えた戦国の賢夫人・小松殿
●身命を賭けた父弟の助命嘆願　35歳
・家に忠孝を尽くす奇特な武将・信之
・父の旧領も与えられ徳川へ忠誠を誓う
●松代移封を受け入れる　57歳
・表向きは加増だった真田家の松代移封
(転機)
●初陣で大勝利を飾る　17歳
・強敵・北条の大軍が岩櫃城に迫る！
・真田軍法を駆使した見事な戦いぶり
●徳川軍を奇襲で撃破！　20歳
・徳川から離反してついに迎えた大軍
・真田流奇襲の真骨頂！絶妙の連携で敵を挟撃
●お家騒動を乗り切る　93歳
・幕府の実力者をバックに本家を狙った孫の信利
(信之の系譜)
●真田の魂を継ぐ　松代歴代藩主
(再現CG!)
●真田の戦い2　第一次上田合戦
・真田2300VS徳川7000


【PART3】真田信繁　徳川家康に恐れられた「日本一の兵」
(人物研究)
信繁は「戦国最後の英雄」か？
・後世に人気を博し「幸村」として蘇る
・不確かな生年
・困窮を訴える書状は家康への服従のアピール？
・稀有な闘争心で武士らしく散り、後世に蘇った日本一の兵
・信繁関連年表
(生涯)
●上杉から豊臣へ。名将の許を渡り歩く　1歳〜28歳
・真田家の危機を人質として救った幼少期
・人質に行った越後から駆けつけた？初陣
●上田合戦に勝つも九度山追放！　34歳〜48歳
・信濃の天下分け目。第二次上田合戦！
・真田戦法の面目躍如！奇襲で秀忠を足留め
・武士としての生き様に生死を超えた想い
●大坂城入城。戦いぶりが天下に轟く！　48歳
・独自の戦いを選択し真田丸を築いた冬の陣
・前田勢を打ちのめしその名を天下に轟かす
・家康の誘いを蹴って華々しい最期を決意！
(決断)
●機略の末に真田丸築城！　48歳
・出丸を巡るいざこざはお目見えのための演技？
・弱点の補強ではなく敵を寄せる囮だった
●狙うは家康の首ひとつ！　49歳
・大将・秀頼をも囮に　決死の最終手段にかける
・日本一の兵、ついに力尽きる！
(転機)
●再起をかけ九度山脱出！　48歳
・紀伊の土地柄が幸いした決死の脱出劇！
・好意的だった庄屋や豪農。脱出行の進路は北か？
●退けられた真田流奇襲　48歳
・城攻めかゲリラ戦か？意見が割れる豊臣方
・密使の反対で命拾い？進撃の主張は闘志の確認か
(信繁の系譜)
●信繁の子女たちのその後
(再現CG!)
●真田の戦い3　真田丸
真田5000VS徳川方26000


【真田の命運を握った有力大名たち】
●小者と油断し、敗北を喫した　村上氏
●上田に援軍を送ったかつての敵　上杉氏
●真田三代を高く評価し重用した　武田氏
●沼田領をめぐる争いが滅亡の契機となった　北条氏
●武田旧臣を弾圧するも真田家を厚遇した　織田氏
●昌幸を、「表裏比興の者」と称した　豊臣氏
●上田合戦での苦杯から真田を畏怖した　徳川家

【コラム】
○旗印「六文銭」の由来
・秘められた幸隆の覚悟
○真田家の妻と娘たち
○「真田十勇士」は創作なのか？
【特別資料】
○真田一族人物総覧

【折り込み特別付録】
●系図と関係図で分かる真田一族のすべて
●真田三大聖地(真田郷・上田・松代)ガイド

(入門編)キーワードと戦歴でわかる戦国真田一族
○真田氏の祖「滋野一族」とは？
○幸隆による武田氏への従臣
○信玄の下で頭角を現す昌幸
○武田氏滅亡と天正壬午の乱
○戦国大名真田氏の誕生
○「犬伏の別れ」と上田合戦
○大坂の陣と信繁の苦闘

父昌幸、兄信之、弟信繁。小豪族から大名へと駆け昇った真田父子。不屈の闘志と深い智略で戦国乱世を生き抜き、いまも消えぬ輝きを刻みつけてきたそれぞれの「決断」と「転機」を追う。折り込み系図・関係図付き。


・・・ほか

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○約5年前の古い本になります。年数の割には良い状態に見えます。経年の劣化等はあるかと思われます。ご了承下さい。
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