瞑想や仏教に関心のある方には、きわめて刺激的な好著。藤田一照／山下良道著、「アップデートする仏教」（幻冬舎新書）です。状態は、全般にかなり良好です。送料は、クリックポストで185円です（※通常の厚みの新書は、重さ1㎏を超えない範囲で計3冊程度まで同梱可能です）。　

★内容：　欧米の仏教が急激に進歩しているのに、なぜ日本の仏教だけが旧態依然としているのか。日本の禅宗（曹洞宗）からスタートして、アメリカやイタリアで仏教を教え、東南アジアやチベットで仏教を学び、三十年にわたり修行を実践し深めてきた二人のカリスマ僧侶が、日本の仏教を根底から更新する。「形骸化した仏教」（仏教1・0）と「方法・テクニックとしての仏教」（仏教2・0）の現在から、ラジカルな「本来の仏教」（仏教3・0）へ――。

「そもそも仏教を”アップデートする”とは一体何ごとでしょうか。まずそのタイトルを見て、惹かれる方もいれば、もしかすると眉をひそめる方もいらっしゃるでしょう。しかし一度ページを繰ってみるならば、両師とも只者ではないこと、普通のお坊さんと明らかに違うことにまず気づき、かれらが本音でじっくり語り合う尋常でない中身、その面白さに引き込まれてしまうでしょう。ただ、読者諸兄がどういう部分を面白く感じるかは、それぞれ微妙に異なるかも知れません。それは、仏教にどれくらい関心をお持ちか・そうでないか、あるいは、仏教とどれくらい実際的な関わりを持つか・そうでないかといった事情によるでしょう」（書評サイト：https://just-read-it.book-lovers.net/ 〈仏教３.０〉でスッキりする！より）。

★共著者、藤田一照（ふじたいっしょう）は1954年愛媛県生まれ。曹洞宗国際センター所長。東京大学大学院教育心理学専攻博士課程を中途退学し、曹洞宗僧侶となる。1987年よりアメリカのヴァレー禅堂で禅の指導を行う。著書に『現代坐禅講義』、共著書に『あたらしいわたし』、訳書にティク・ナット・ハン『禅への鍵』など多数。NHK「こころの時代」に出演し、反響を呼ぶ。

★同、山下良道（やましたりょうどう）は1956年東京都生まれ。スダンマチャーラ比丘。鎌倉一法庵住職。東京外国語大学仏語科卒業後、曹洞宗僧侶となる。1988年、アメリカのヴァレー禅堂で布教、のち京都曹洞禅センター、渓声禅堂にて坐禅指導を行う。2001年ミャンマーにて比丘となり、日本人として初めてパオ瞑想メソッドを終了。現在は鎌倉一法庵を拠点として、日本各地、インド、台湾、韓国などで坐禅瞑想指導を行う。

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