全盛期Dio 大傑作3rd「Sacred Heart」Deluxe Edition二枚組　リマスターデジパック仕様限定盤輸入盤未開封新品。拍卖-51maijp【ymi.cn】

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全盛期Dio 大傑作3rd「Sacred Heart」Deluxe Edition二枚組　リマスターデジパック仕様限定盤輸入盤未開封新品。

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全盛期Dio 大傑作3rd「Sacred Heart」Deluxe Edition二枚組　リマスターデジパック仕様限定盤輸入盤未開封新品。: 商品编号：r415480981 【浏览原始网页】

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御存知！ex-Rainbow、Black Sabbath、Elfの名ヴォーカリストRonnie James Dio率いるDio 大傑作3rd「Sacred Heart」デラックス・エディション二枚組リマスターデジパック仕様限定盤輸入盤未開封新品でございます。

リマスターは毎度御馴染みAndy Pearceが担当。現在主流のフラットマスタリング方式で情報量重視の感がございます。

内容は言わずもがな。

ラインアップは名手揃い。

故Ronnie James Dio（Vo、Key ex-Elf、Rainbow、Black Sabbath）、Vivian Campbell(G ex-Sweet Savage、後にWhitesnake、Shadow King、Riverdogs、Def Leppard)、

故Jimmy Bain(B&Vo、Key ex-Rainbow、Wild Horses、後にWorld WarⅢ、The Last In Line、3 Legged Dog、Resurrection Kings等)、

Vinny Appice(Ds ex-Axis、Derringer、Black Sabbath、後にWorld WarⅢ、The Last In Line、3 Legged Dog、Resurrection Kings等)、Claude Schnell(Key)となります。

尚、CD２収録の”Intermission”ではCraig Goldy(G、ex-Giuffria)となります。

Black Sabbathを解雇されたRonnie James Dio、Vinny Appice結成のバンドではございますが、

(Jimmy Bain未加入期)L.A.での極初期ラインナップ変遷では後にOzzy Osbourne、Badlandsで名を馳せる名ギタリストJake.E.Leeが在籍していた模様(性格が合わず袂を分かつ)。

ギタリスト人材に困り、イギリスにて元同僚のJimmy Bainにギタリスト紹介を依頼。 Jimmy Bain自身が絡むNWOBHM人脈より当時の若手名ギタリストでアイルランド出身のVivian Campbellを獲得、二人を加入させるという経緯がございます。

1st”Holy Diver”リリース後、ツアーメンバーとしてClaude Schnell(Key)を起用。

1st共に好評のツアー後に正式メンバーとして迎え、五人編成として次作”The Last in Line”を制作。

リリース後は非常な好評を呼び、チャートアクションは前作を遥かに上回りツアー会場もアリーナ公演を含むもの。

非常な成功を収めるものとなり、バンドは順風満帆となります。

されど、(名手Vivian Campbellに代表される)待遇問題は解消されず、またRonne James Dio自身が「自分のソロバンド」扱いを強くし他のメンバーとのズレが確執を生む様になり、

また売れるバンドとなった事で「更に売れる作品を！」とのレコード会社の介入も始まり、微妙な空気が流れる中、新作制作に乗り出す事となります..........................

さて、今作。

以前の音楽性を継承したギター中心の作品ではございますが腕のある専属Key奏者の存在そして時代性もあり、キーボード色を強めた感のある作品でございます。

またレコード会社の「更に売れる作品を！」との要望もあり、以前よりも洗練されポピュラー感が強められた感がございます。

演奏・アンサンブル面は長期のツアーの積み重ねから非常な纏まりを見せており、以前同様の躍動感ある作風となっております。

前作が売れた事で制作予算が増加した模様(笑)で制作陣は変わらぬものの(笑.......ライヴのサウンドエンジニアが制作エンジニアを兼ねる所とか......................)、非常にプロらしい音造りとなっております。

同郷のハイテク名ギタリストGary Mooreの影響が強く、新世代のハイテク系感覚を持ち合わせる看板名ギタリストVivian Campbellの存在が以前同様に鍵ではございますが、

(作曲クレジットはないものの)Claude Schnellが前作以上にアレンジに参加している模様。

その甲斐があり、結構大雑把な楽曲(全盛期Dioの特徴でもございますが.......)がより洗練され纏まりと統一感があるものとなり、リフや楽曲展開等非常に作り込まれた巧みな感覚のものとなっております。

以前よりも洗練さがあるものの躍動感重視の感があり、スピード感よりも溜を活かせた楽曲が目立ち、グルーヴ感主体で非常に勢いに満ちた感があり、以前よりも非常に現代的でポピュラーな感覚があるイギリス/ヨーロッパ系HMが聴かれます。

以前同様、在籍したレインボウ、ブラック・サバスに繋がるメロディアスさを引き継ぎつつ、ではございますが、ポピュラーさを強調した感がございます。

「様式美系HM」とは言われますが現代的な洗練さや解り易さを持ち合わせている事がミソでございます(ここがJimmy Bainの貢献でしょうか？)。

以前同様、ハードでありながらもイギリス/ヨーロッパ系の底無沼なへヴィさを避けている事もミソ。

かの”Caught In The Middle”路線で前作のアウトテイクで隠れ名曲だった”Evil Eye”と前作の”Mystery”路線を融合させた感のある”Hungry for Heaven”というポピュラー路線の楽曲もサントラ盤絡みで登場。

今作もRonnie James Dio中心の作曲クレジットではございますがJimmy Bain同様に明らかにVivian Campbellが作曲に貢献の感があり、後にDef Leppard加入する事が理解出来ます。

（全盛期の作曲に関してはCampbell/Appice/BainのセッションにRonnie James Dioが立ち会い、立ち上がった原曲にDioがスキャットで歌を被せるものであったとも言われます.................................）

当時の八十年代と言う新時代に上手く対応出来た事がお分かりになられると存じます。

Black Sabbathではシンプルさを主に置いていた感のあるVinny Appiceの演奏でございますが、前作同様自身が音楽性(作曲参加有り)に関わる事もあり、前作同様嘗て”Axis”で見せた演奏の巧みさや躍動感が聴かれるもの。

但し、前作よりも躍動感・起伏や溜め・グルーヴ感重視の演奏が聴かれる事がミソでございます。

以前同様Jimmy Bainの演奏のシンプルさは当時の作品非難の対象となっていた感がございますが、ハイテク系ギタリストに手数系である事を存分に発揮したドラマーという強い個性に腕と才能が確かなキーボード奏者の存在。

嘗てのLed ZeppelinのJohn Paul Jones曰くの「自分まで個性を強く出してしまえば音楽が崩壊するから、一線を退いて他の個性を繋げていった」というバンド音楽アレンジャーの感覚なのでは？との感がございます。

但し、洗練度とポピュラー感・グルーヴ感重視の中で演奏・フレーズの纏まりを魅せる感がございます。

今作の鍵となるClaude Schnellではございますが、作品がポピュラー感重視もあり結構派手目な演奏。

鍵盤捌きからも確かな腕前が感じられるもの。オーケストレーション中心ではございますが、スケール感・躍動感重視の感。

(ex-Steeler、Lionの名ドラマーMark Edwardsのソロ作”Cord Of Honor”での演奏が顕著でございますが...................)。

八十年代ならではのキーボードアレンジが強く感じられる今作の音楽性ではございますが、非常に巧みさを感じさせるものでございます。

(されどギター中心の音楽性でございますので目くじらを立てる程ではございませんが...................)

エンジニアは前作同様、サウンドエンジニアを兼ねるAngelo Arcuri(後にDokkenのライヴ盤”Beast From The East”を手掛ける)でございますが、前作の商業的成功があり低予算から明らかに脱却した感がございます。

以前の録音での冒頭曲等のドラムの録音で余計な音を拾っている(金管系器具を外しておかない事が一番悪いのですが.......)、

冒頭曲のギターソロ以降で右チャンネルのギター音量が急に低くなる「何だかな～」という面もないもの(笑)。

以前の素人臭さや手造り感からも脱却し、プロらしさが非常に感じられるものとなっております。

前作よりも八十年代特有のディジタル感濃い音造りの感がございますが、アナログ色が感じられる音造り。

今作の音楽性や演奏・アンサンブル、楽曲同様に洗練されたものとなっております(音の分離が良くベース音が結構聴き易いという特徴もございます)。

八十年代中期とは言え、ディジタル・エフェクトやエコーを過剰に加えてない(ドラム含めた)音造りの自然さがミソ(以前の生々しさはございませんが....................................)。

英国/ヨーロッパ圏ではチャート的にも前作並に大ヒットを記録。ツアーも好評でイベントとは言えど初の来日公演を敢行する事となります。

されど米国ではセールス的に案外下回る事となり、バンドに微妙な影を落とす事となります................

また、創作面を含め待遇改善を求めたVivian Campbellをセールス不振の責任を負わす形でツアー前期に解雇(名手Vivian Campbell解雇前に公式にライヴ映像・音源収録が為されており、お蔵入りの憂き目に............)。

後任に名手Craig Goldyを迎えツアーを継続するものの、バンドの勢いに陰りが差していく事となります..............................

バンドか？ソロか？という確執が内部にあったものの、全盛期の一作。

名手Vivian Campbell在籍時という事もあり、日本ではかなり人気の高い作品ではございます....................................

プロデューサーに音楽性を弄ってほしくない事もあり、Ronnie James Dio自身がプロデュースを手掛けておりますが、あくまでここでは”Dio”というバンド。それぞれの音楽個性の集合という感がございます。

後にも名盤を制作し続けるも、あくまで「Dioは自分のバンド」と言い張るRonnie James Dio。

ビジネス問題が絡み(特にVivian Campbellの給料(笑)に代表される酷すぎる扱い.....そりゃDef Leppardに喜んで加入しますよ)、立役者でもある看板ギタリストのVivian Campbellの脱退から始まり、

おまけに時代が変わった事もありセールス不振。

バンド運営や予算用途の雑さ加減に不満を抱いたメンバーが後にあっけなく脱退。全盛期が意外と早く終わってしまった事が悔やまれます..............................

ボーナスCDでございますが..........

１：映画”Iron Eagle”サントラ盤用に録音された楽曲”Hide in the Rainbow”(ギタリストはVivian Campbellとなっておりますが、時期的にはCraig Goldyの感も.........ソロやリフワークがVivian Campbell特有のものの感がございますが...........

ミキシングにCraig Goldyが絡んでいる可能性も.......”Sacred Heart”本編や同じサントラ提供楽曲”Hungry for Heaven”制作時の外れ楽曲の感も.............)。

２～３：”Rock'n'roll Children”１２インチやシングルB面に収録されたライブ音源。１９８４年８月２５日米国フィラデルフィア”Spectrum”での実況録音から二曲。

(公式ライヴ映像”Special from the Spectrum”からの音源で、ギタリストはVivian Campbell)

４：(映画”Vision Quest”サントラ盤提供で本編収録楽曲)”Hungry for Heaven”シングルB面収録、１９８５年９月１３日同会場での実況録音からの抜粋。

(Vivian Campbell突如解雇の為お蔵入りした収録ライヴ映像からの音源の模様。ギタリストはVivian Campbell)

５～１０：当時の新ギタリストCraig Goldy御披露目を兼ねたミニ・ライヴ盤”Intermission”となります。

ギターは全てCraig Goldyとなります。

１９８５年１２月６日米国カリフォルニア州サンディエゴ”San Diego Sports Arena”での実況録音からの抜粋となっておりますが、収録日は怪しい感が............。

正直、Craig Goldy加入後間もない時期の録音の感がございます。

当時の新曲”Time to Burn”がこの”Intermission”に収録されております。

八十年代中期を意識したメロディアス/ポピュラー系の音楽性で”Dio”としては異色感がございますが、案外良い楽曲。

Craig Goldyのソロが個性的で興味深いもの。

L.A.Metal出身を感じさせるソロの組み立て個性ではございますが、次作”Dream Evil”での変貌振りが非常に興味深いものでございます。

名手Vivian Campbell在籍時全盛期Dioのライヴ音源は非常に限られており、貴重なものとなります。

バンドアンサンブルが安定を見せ、躍動感と格を備えた全盛期のスケール感ある演奏・アンサンブルが聴かれます。

名手Craig Goldy参加のライヴ音源でございますが、当時Craig Goldyはサポートメンバー扱いであった模様。

前任とはスタイルが異なる事や新ラインナップが場数を踏んでいない、Jimmy Bain/Vinny Appiceとのリズムの摺り合わせがまだ噛み合っていない感がございます。

(そもそも初期～中期全盛期Dioに関しては”Campbell/Bain/Appice”がリズムの核となっていた事があり、その一角が崩れた事で演奏アンサンブルの有り方が変化が生じた感がございます。

全盛期Dioの演奏・アンサンブルは名手Vivian Campbellのリズムの正確さに依存していた感があり、Bain/Appiceのリズム隊も然り。

全盛期Dioのタイトさの要や正体が窺えるものでございます。

.......................後に加入するDef Leppardでもこのリズム感が高く評価された事が起用の理由の感が..............)

メンバー交代に伴うバンドの混乱期や過度期を記録した感がございます.......................

(正直、このライヴではバンド・アンサンブルが粗いという感がございます。

リズムパートをCraig Goldyに差し替えたという指摘もございますが、Bain/Appiceのリズム隊がVivian Campbell在籍時に比べ纏まりがなく迷走している感がある事から、Campbell/Bain/Appice時代の音源とは異なる感が.........)

正直、Craig Goldy加入後の音源は”Dream Evil”DX盤に纏めて収録すべきであった感がございます。

Vivian Campbell在籍時のライヴ音源はラジオ音源含めて結構有り、また公式制作お蔵入り映像や音源の存在も確認されており、そういった音源をアーカイヴ化していただきたかった感がございます........................

(名手Craig Goldy在籍時”Dream Evil”ツアーのライヴ音源も非公式に確認されておりますし...........................)

現在では入手が非常に困難。この機会に是非。

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