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黄瀬戸　茶碗　銘　古今　妙心寺管長　梶浦逸外　　名工　加藤十右衛門

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黄瀬戸　茶碗　銘　古今　妙心寺管長　梶浦逸外　　名工　加藤十右衛門: 商品编号：s1164229268 【浏览原始网页】

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寸法径 14.0㎝高さ 9.0㎝美品無傷。木箱は経年のやけがあります。

古今とは、松は「松樹千年の翠」といわれるように、そのみどりを古今に変わりなく一様に保ち続ける。

「松無古今色まつにここんのいろなし」は「竹有上下節たけにじょうげのふしあり」と対になる言葉なので、「竹は上下に節があって、松は新しいのも古いのも色に違いは無い」ということになる。平等と差別。

加藤十右衛門 1894（明治27）年～1974（昭和49）年加藤十右衛門は岐阜県に生まれ。美濃の陶祖・加藤景豊の流れを汲んでいます。1940（昭和15）年、岐阜県可児市久々利大萱に「八坂窯」を開窯しました。芳右衛門、光右衛門の父。

作品は、亀甲模様が押されて、そこにタンパンの黒い緑釉が見られます。上釉にはお深井の半透明の釉薬がかかっています。高台周りにガンギ模様が入っています。作者の十の刻印があります。

桃山時代の美濃焼の作風の一つ。この時代には京都では広く瀬戸焼として理解されていたので、美濃焼の産であっても黄瀬戸の名称がつけられました。黄瀬戸は中世の瀬戸焼の重要な釉技であった灰釉をもとにし、作品の器もやはり同じくあくまで中国陶磁を母型に置いていた点に特色があります。

黄瀬戸は光沢の強い古瀬戸系黄瀬戸と、油肌を呈する黄土を混ぜた黄瀬戸とに大別される。前者は当時輸入されていた青磁白磁の皿、碗、鉢などを写す量産品に使用され、後者はろくろによって成形された鉢、向付、香炉、花入れなど茶具で占められる高級器。草花文をスタンプで表して、銅や鉄を点じて緑彩、褐彩した。江戸時代に入ると主に美濃焼では御深井(おふけ)釉へと転ずる。

梶浦逸外かじうらいつがいは、臨済宗の僧侶。愛知県出身。臨済宗大学(現花園大学)卒。法諱は宗実。室号は霧隠軒、正眼寺関栖後は梅熟軒と号す。1944年岐阜県正眼寺住職、69年妙心寺派管長。正眼短期大学を創立。鵬雲斎宗匠参禅の師。

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