【2個セット】東芝 SCiB チタン酸リチウムイオン 2P12Sモジュール 容量測定済 ⑱

容量測定はセル2並列状態での放電試験機測定です。
温度30℃ 0.2C放電 測定電圧範囲2.7～1.95Vの条件で※42.6Ahの容量でした。

※東芝発表のバッテリーセル容量公称値条件は25℃ 2.7V～1.5V範囲の充放電で20Ah、モジュールでは2並列となっていますので40Ahを公称値としています。
私の測定時は2V付近までしか放電しておらず、公称条件より低い数値が出ていると予想されます。

SCiB 2P12Sモジュールはセル使用電圧範囲1.5V〜2.7Vの2並列12直列ですので20.4V〜32.4Vのモジュール電圧範囲となります。

バッテリー上部のCMU基板は外してあります、車両搭載用途の方は事前にお知らせください。

商品画像は参考画像ですが、測定したセルと同一車両のモジュールを送付する事を保証します。
複数個のお求めは割引できますので、質問欄より質問してください。

※リチウム電池の大容量生セルは輸送にリスクを伴いますので
安全のためセル電圧を下げてのお届けとなります、ご了承ください。
梱包材のダンボールは再生品を使用します。

バスバー接続可能にした単セル加工品も出品しておりますので
自由なシステム電圧の構築にそちらも宜しくお願い致します。

※LTO対応スマートBMS、JK-BMS BD6A24S-8P 80Aのセット販売は＋6600円、
JK-BMS専用 4.3インチタッチパネル外部モニターJK05は＋3800円となります。
セット販売にて新規出品しますので質問欄よりご依頼ください。

ご不明な点は質問欄よりお気軽にご質問ください、運用面でもアドバイスできますので質問お待ちしております。


個人的に思う事 (読まなくて良いです）
SCiBは確かに謳われている性能は本当で
現時点で最高のリチウム電池で間違いありません。
ですが、車両に搭載されたSCiBはその永い寿命から走行距離や製造年月で良否を判断でき無かったりします。

車両搭載SCiBはアイミーブの場合、真夏の道路を走行して屋外での充電、充電後の反応熱が止まるのを待つこともなくまた炎天下での走行を普通に行われますが、バッテリーの搭載位置は路面より200mmです。
遮熱は薄いアンダーカバーとガラス繊維入りの樹脂製バッテリーケースのみなので、リチウム電池の急速劣化要因である45℃を常に保っています。
LEV-50搭載車両はアイミーブにはブロアファンが搭載されていますが
SCiB車両にはそれすら付いていません。

実際に走行距離70000km未満と120000kmのSCIBを容量測定しても
後者の方が容量残存率が高いことも普通にあります。
車両搭載状態での残り走行可能距離も全く無意味です。
あの数値は診断機のマニュアル設定で簡単に任意の数値にできます。
三菱ディーラーでの容量測定も新車時は合っていますが
内部抵抗値が増えた場合は補正パラメータの問題で
実容量より多めに誤差が出ます。
SCIBは容量低下が少ないので誤差は僅かですが
劣化したLEV-50にいたっては測定数値は無意味のレベルで狂っています。
バッテリー保証の問題でメーカー有利なのはわかりますが、ちょっと酷いですね。

SCiBモジュールの買う際のアドバイスとして
いくら寿命が永いSCIBでも傷んでる物が存在しています。
EV車両搭載物は過走行でもたかが知れますが、
産業用UPSバックアップ用途と船舶補助電源で使用された物は経験上容量が結構少ない物があります。
EV車両用のモジュールはバスバー形状が専用でそこで見分けられますので出来る限りEV車搭載物を選びましょう。

これはSCiBに限りませんが、「容量残っています、内部抵抗低いです」の様に具体的な数値をあげてない出品物には注意です。
容量や抵抗値も測定精度は劣りますが安価で簡単に測定出来るものなので、まず何もしていないと思って間違い無いでしょう。
そのような出品物に限って電圧測定画像をあげており、正常性をアピールしてるつもりでしょうが、SCiBは過充電や0Vまで放電しても規定電圧まで充電でき、膨らみ等外観の変化もありませんので正常性の根拠とならず無意味です。

※Yahoo!フリマにも同時出品をしています。
手数料分お安くなっておりますので
そちらも宜しくお願い致します。