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牧秀彦★塩谷隼人江戸常勤記１～4★　ベスト時代文庫

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牧秀彦★塩谷隼人江戸常勤記１～4★　ベスト時代文庫: 商品编号：u1163047085 【浏览原始网页】

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★商品説明★

牧秀彦著　「塩谷隼人江戸常勤記１～4」　ベスト時代文庫

　「還暦　塩谷隼人江戸常勤記１」　　２００９年　２月　文庫2刷
　「老骨　塩谷隼人江戸常勤記２」　　２００９年　６月　文庫初版
　「晩春　塩谷隼人江戸常勤記３」　　２０１０年　３月　文庫初版
　「老花　塩谷隼人江戸常勤記４」　　２０１０年　９月　文庫初版
　　　　　定価　　６１９円～６８６円＋税　　３０３頁～３４２頁

★著者略歴★

　１９６９年、東京生れ。早稲田大学政経学部卒業。２０歳から居合の稽古を始め５段。東芝経理部に勤務後、リクルートの取材記者を経て時代作家を目指す。30歳を目前にして時代作家に専念。

★作品内容★

　　”五坪道場一手指南”シリーズの名わき役、塩屋隼人を主役にした新シリーズの開幕。4万五千石の尼崎藩、江戸家老塩谷隼人はお家騒動をどうにか治め、隠居を願い出た。毎朝朝稽古に出て、若い者を鍛えているが、騒動も一区切りついたので身を退けようと思ったのだが、上役たちは許してくれない。
　＜１＞　還暦を目の前にして、騒動も一区切りついたので隠居願を出したが、騒動の元となった側室とその子供が隼人の弟子筋にあたる男とともに出奔したというのだ。「春まだ遠し」せっかく隠居ができると思っていたのに、憂さを晴らすのは行きつけの船宿”海ねこ”。ここで新しいキャラクターが加わる。海猫の主人が若い妻を娶り、それだけでも驚きなのだが、その妻の姉の元深川芸者・琴が転がり込み、甥の竜太もここで働くことになる。新キャラクターの面白さ。「桃色紅葉」藩から逃げ出してきた元側室とその赤ん坊が江戸にやってくる。大人たちに罪はあれど、赤ん坊に罪はない。お家騒動も元黒幕の残党どもと一戦を交える。「愛しや我が君」幼馴染ではあるが、還暦まじかであるのに若衆髷、そんな男に言い寄られても隼人だって困る。黒幕に操られた老年の一づな思い。
　＜２＞　「江戸常勤の日々」隼人の一日が描かれる。朝から剣術道場に出て、家老としての務めを果たし、参勤交代で近く江戸に登ってくる主君もいないので、久しぶりに”海ねこ”で気分よく飲むが、ちょっと飲みすぎて二日酔い。平和な一日だった。「六十歳の剣難女難」参勤交代で江戸に来る途中の箱根で刺客に襲われる殿様一行であったが、突如現れた若衆髷の娘・茜に救われる。茜は殿様の隠し子で19歳の美人。性格は悪くはないが、田舎で甘やかされていていささか天狗になっているところもある。ともかく無事藩邸に付いた一行だが、茜の世話を任された隼人は困惑する。一方、資格を請け負ったのは、暗殺稼業の槍の使い手。おてんば娘をいなしながら隼人は刺客と対決することになる。剣の腕はまだまだ引けを取らぬが、戦いの後は腰の痛さに苦しむ隼人は可愛らしい。「妖刀始末記」使い込みで藩を追い出された男の持ち物を改めていると、らしくない刀が出てきた。”妖刀村正”、切れ味などは抜群なのだが、徳川家に仇をなすということで持っているだけで謀反の疑いがかかる。早速どこかに処分しなければと焦る隼人。
　＜３＞　「女護が島の宿敵」隼人の宿敵は、藩の奥のご老女早瀬。20年来奥の倹約を言い続ける隼人に対して、同い年の早瀬はけんもほろろの対応。けれどその内心は。お家騒動の黒幕がまたしても仕掛けてきた。奥に女刺客を潜り込ませ、隼人もろとも殺そうとしたのだ。翌年は還暦なのに隼人はモテモテ。「その剣に偽りなし」昔の思い出などを回想しながら、若い弟子の鏡大二郎が妬みから窮地に追いやられるのをじっと我慢で見守る。「追儺の鬼退治」お家騒動の最終章。畳屋一家を皆殺しにして、その代わりに畳みかえの日、藩邸に討ち入る計画が。お家騒動の黒幕の残党の最後のあがき。レギュラーキャラクター総出演で最後を締めくくる。
　＜４＞　前巻から半年、お家騒動はひとまず収まったようだ。「還暦の盂蘭盆会」お盆を迎えた隼人。闇討ちにあって死んだ、厳格な父親などを思い出して新たな思いも。前巻までは、出版社の異なる”五坪道場”主、日比野佐内などはあまり表に登場させなかったが、この巻からはそちらの方とも”リンク”が多くなる。それもまた楽しい。「人を憎まず」隼人は、同い年の老武士真一郎と出会う。仇討の旅に出て40年、いまだに仇を撃てずにいる真一郎の手助けをすることにする。そして対の大店の主人となり今は隠居の男を見つけ出す。「大次郎の恋」こちらでゃあまり触れられていないが”五坪道場”シリーズでは、茜と日比野左内はいい関係になっている。ということで、今まで茜の稽古相手としていつも引き回されていた鏡大次郎は、失恋ということに。そんな大次郎を狙って目付側なを仕掛けてきた。おしとやかそうな貸し売りの娘を大次郎の前にぶら下げたのだ。弟のために大次郎をたぶらかす女。幕府の目付の陰謀をつぶすことができるのだろうか。「夏の蜜柑」病に倒れ、気が弱くなっている主君は、部屋住時代の初恋の相手を隼人に探して食えと頼む。またまたいい気なもんだと思いながらも、主君のために一肌脱ぐのだが、その娘は実家がつぶれ、吉原に身を沈め、今では柳原で体を売る女たちの元締めとなっていた。殿様はともかく、きっぷのいい老女の姿はかっこいい。＜＞

状　態	個人蔵書のため経年劣化等はご容赦ください。。

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レターパック・プラス	全国一律６００円。	専用パッケージに入ればOK。厚みのある物や同梱に便利。	４㎏まで。補償無し。
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