一気読み必至。仏最高の文学賞・ゴンクール賞、および英国のインターナショナル・ダガー賞受賞作。ピエール・ルメートル著、「天国でまた会おう（Au revoir l-haut）」上下2巻（ハヤカワ文庫HM）です。平岡敦訳。状態は、全般に良好です。送料はクリックポストで185円です（※厚さ2cm以下の文庫本は、合計１㎏を超えない範囲で計4冊程度まで同梱可能です）。

★内容：　1918年11月、休戦が近いと噂される西部戦線。上官プラデルの悪事に気づいたアルベールは、戦場に生き埋めにされてしまう！そのとき彼を助けに現われたのは、年下の青年エドゥアールだった。膨大な犠牲者を出して、大戦は終わる。真面目な青年アルベールは、戦争で職も恋人も失ってしまい、画才に恵まれた若きエドゥアールは顔に大怪我を負い、家族とのつながりを断つ。何もかも失った若者たちを戦後のパリで待つものとは・・・。戦死者は称揚するのに、生き延びた兵士たちには冷淡な世間。支え合いながら生きる青年たちは、やがて国家を揺るがす前代未聞の詐欺を企てる！ 『その女アレックス』の著者ピエール・ルメートルが第一次世界大戦後のフランスを舞台に、おそるべき犯罪の顛末を鮮やかに描き上げたサスペンスあふれる傑作長篇。フランス最高の文学賞ゴンクール賞受賞。また、日本語訳は日本翻訳家協会賞翻訳特別賞、英訳はイギリス推理作家協会インターナショナル・ダガー賞を受賞した。

★著者、ピエール・ルメートル（Pierre Lemaitre）は1951年、パリ生まれ。成人向けの職業教育の場で、主に図書館員を対象に文学を教えながら、連続テレビドラマの脚本家として活躍する。2006年、カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ第1作Travail soignで小説デビューし、同作でコニャック市ミステリ文学賞他4つのミステリ賞を受賞。2009年、『死のドレスを花婿に』がフランス国鉄ミステリ文学賞で次点。『その女アレックス』はヴェルーヴェン・シリーズ第2作で、フランスのリーヴル・ド・ポッシュ読者大賞ミステリ部門（2012年）、イギリス推理作家協会インターナショナル・ダガー賞（2013年）を受賞。2013年には、はじめて発表した文学作品『天国でまた会おう（Au revoir l`a‐haut）』で、フランスを代表する文学賞ゴンクール賞、イギリス推理作家協会インターナショナル・ダガー賞を受賞。

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