【図録】『加山又造アトリエの記憶Ⅱ 』多摩美術大学美術館 2007 ●ほね貝と千鳥代表的な銅板作品6点倣北宋水墨山水雪景制作過程工程拍卖-51maijp【ymi.cn】

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【図録】『加山又造アトリエの記憶Ⅱ 』多摩美術大学美術館 2007 ●ほね貝と千鳥代表的な銅板作品6点倣北宋水墨山水雪景制作過程工程

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【図録】『加山又造アトリエの記憶Ⅱ 』多摩美術大学美術館 2007 ●ほね貝と千鳥代表的な銅板作品6点倣北宋水墨山水雪景制作過程工程: 商品编号：v1146953181 【浏览原始网页】

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【図録】『加山又造アトリエの記憶Ⅱ 』多摩美術大学美術館 2007

□商品詳細

85ページ
発　行：多摩美術大学美術館
発行日：2007
サイズ：26 cm × 20.9 cm × 0.9 cm

【内容説明】

『加山又造アトリエの記憶Ⅱ 』多摩美術大学美術館

会期：2007年1月6日-2月25日

加山又造（1927－2004）は、日本画家という言葉では括れないほど、多彩な表現を持ち合わせた作家でした。額装・屏風・軸装・扇面・陶磁器・染織・版画・デザイン・・・などといった、絵画という枠に囚われない表現形式に次々と挑戦し、常に作家自身の新しい分野を切り開くのと同時に、戦後の日本美術界に衝撃を与え続けてきました。2004年に逝去した後生前の作家の意志、またご遺族の協力によって5000点に及ぶ制作に関わる資料が多摩美術大学に寄贈され、それに伴い、2005年には加山又造研究会が発足しました。
本展では本学絵画学科版画専攻教授・渡辺達正による銅板研究の研究成果と共に「ほね貝と千鳥」等の代表的な銅板作品6点や、原版などがご覧いただけます。またこれらの貴重な作品及び制作資料を少しずつではありますが公開していくという目的に基づき、作家の様々な表現のうち銅板画と屏風に焦点を当て、屏風作品「倣北宋水墨山水雪景」をはじめ、その制作資料の中から軸装を終えたばかりの大下絵や小下絵を、版画では、刷りの過程でできた色版やテスト刷りを展示します。一つの作品が出来上がるまでの道筋をたどっていただけることと思います。

・ごあいさつ

　生きとし生けるもの、すべてのものが時の流れの評定を受けるのはこの世の慣わしです。その結果、ある者は生前の輝ける玉座から転落し、またごくたまに、ある者は忘却の暗い淵から復活を遂げたりもします。
　生前の名声が死後も失われず、さらなる関心を呼び起こすのはごくごく稀な場合です。加山又造（1927-2004）にあって、もっとも特筆すべきは、こうした関心が流行的なものに傾くことなく、より美的なもの、つまり作品の魅力の秘密、ようするに成立過程そのものに向かいつつあることです。
　多摩美術大学の加山又造共同研究は、ご遺族からご寄贈いただいた、絵筆から遊具にいたるまで、自らにかかわるすべてに緻密なこだわりを見せた画家がアトリエに残した大量のデッサン、スケッチ、下絵、版画（原版を含む）、道具類の整理、分類、分析を主たる目的として出発しました。そうすることで、私たちは、どこか錬金術師をおもわせる画家の創造の現場、その深く広く陰影にとんだ生成の領野、いわば禁断の園にいまやっと到達しつつあるといえるでしょう。
　生前の画家が版画、とりわけエッチングに並々ならぬ情熱を示したことはよく知られています。しかし本職の版画家を凌ぎかねないその技量と創意工夫については、今回ご寄稿いただいた稀代の刷り師にして画家、木村希八先生の回想と、本学の、これまた稀代のエッチャー（彫版家）、渡辺達正教授の犀利な分析をって初めて明らかになるものです。
　加山又造は、因習的な日本画壇に反発するかのように、何よりも独自性を愛した画家でした。最晩年より高い境地をめざして中国絵画の極北ともいうべき北未水墨山水、とりわけ季成の「実験的作」に心を傾けますが、＜北水墨山水雪景＞としてまさに出来したそれは、本学の、島尾新教授（雪舟学の権威）も指摘するように、高度にして複雑な「引用の織物」として独自の創造的な世界を形成しています。
　加山又造は、状況に同ることなく、自らの制作のすべてにわたって創造的かつ意欲的であろうとした類稀な画家です。
画家の死後、アトリエに残されたものたちは、そのもっとも頼に足る、真撃な証言者といえるでしょう。

本江邦夫（多摩美術大学加山又造共同研究代表）

・目次

ごあいさつ
展覧会に寄せて　加山哲也

加山又造銅版画技法研究　渡辺達正
引用の力（稿）－北宋水墨山水雪景について－島尾新
加山又造先生との版画の仕事の中で　木村希ハ

図版

加山又造共同研究について
加山又造略歴
作品リスト

【状態】
表紙などに薄スレ、小キズ、僅かなヤケ・シミ・ヨゴレ等の多少のイタミがありますが、問題なく見れます。
古本としては標準的な状態だと思います。

よろしくお願いします。

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