ブライアン・フリーマントル著、「ユーロマフィア」上下2巻です。新庄哲夫訳、新潮文庫。状態は全般に良好です。送料はクリックポストで185円です（※厚さ2cm以下の文庫本は、重さ計1kgを超えない範囲で4冊程度まで同梱可能です）。

★内容：　フリーマントルが18カ月、欧州各国を徹底取材し、国境のない一つのヨーロッパを蝕む「闇の世界」、域内をわがもの顔で闊歩する恐るべきユーロマフィアの全貌を明らかにした衝撃のルポルタージュ。かれらが牛耳る犯罪は、麻薬、売春、武器密輸に始まり、子供の臓器売買、テロリズムにまで拡大し、その不法な収益は激増している。またその背後で見え隠れするフリーメーソンという秘密結社の驚くべき正体・・・。怪物、ユーロマフィアの組織犯罪という魔手は、ヨーロッパをがんじがらめにしている。日増しに巧妙になるその犯罪。早急に手を打たなければ阻止することは不可能になる、と著者は警鐘を鳴らす。ヨーロッパはこのまま非合法大陸と化してしまうのか？タイム・リミットは迫っている。そこで著者が考えた、究極ともいうべき犯罪阻止の手段とは？書かれるべくして書かれた驚異の告白本。

★著者、ブライアン・フリーマントル（Brian Freemantle）は1936年、英国サウサンプトン生まれ。中学卒業後、地元新聞社のメッセンジャーボーイから週刊紙の新聞記者となる。中央紙のデイリー・エクスプレス紙、デイリー・スケッチ紙を経て、紙に勤務。国際関係を専門とするジャーナリストとして活動し、特派員として30カ国以上に滞在。1975年にデイリー・メイル外報部長を辞め、本格的に作家活動に入った。作品は、取材によるノンフィクションなどのほか、エスピオナージやサスペンスものが多く、ベストセラーの常連となった。冴えない風貌だが頭脳明晰なスパイのチャーリー・マフィン・シリーズ、欧州版FBIであるユーロポール(欧州刑事警察機構)の心理分析官クローディーン・カーター・シリーズ、米露の捜査官がタッグを組むカウリーとダニーロフ・シリーズなど、個性的な主人公のシリーズで人気を博し続けている。

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